担当者 吉村家へ行く

2018年07月9日

ついに、担当者は「家系総本山・吉村家」に行ってまいりました!
この風格、この看板、まさに総本山!

開店から四十年を経てまだ進化し続ける!それが「吉村家」!
いえ、担当者は何度も吉村家に来ていますが、来るたびに味が違います!
担当者はアジア系の方で、横浜でラーメン食べたいと言う方には
「横浜でラーメン食べるなら、吉村家!」と言っているくらいです。
店内には「家系ラーメン認定証」と、台湾から寄贈された看板があります。
「昭徳善行」と書かれた看板、さすがは総本山です。海外からのお客さまも珍しくないとか。
券売機も今時の紙ではなく、プラスチックの板。
既に店の名前は消えていますが、色で注文がわかるとか。

「吉村家」で有名なのは、その行列のさばき方。
有名店だけに行列覚悟ですが、二人三人空いたら入れる、という事ではなく
十人ぐらいをまとめて入れてしまいます。従って行列も多いが、回転も速い!
どんなに混んでいても1時間と待ちはしません。
毎日1,500杯のラーメンに使う材料は、豚骨1トン、鶏がら500羽分、チャーシュー50kgと
どれをとっても桁外れ!

さて着席しますが、その調味料の多さとひねりを効かせたのには驚きます。
「担当者 杉田家へ行く」でも触れました「アイヌネギ」(ギョウジャニンニク)もありますが、
担当者が驚いたのは、刻みショウガとラーメン酢。

「ラーメン酢」とは、ニンニクを酢に漬けた「吉村家」のオリジナル!
ラーメンがさっぱりするだけじゃなくて、コクも出ます。

そしていよいよ出てきました。

担当者は、味玉と海苔増しで注文しました。
味を調整する事はあえてしません。後から追加が出来るからです。
トッピングもその朝仕入れた厳選素材がいつでも注文できるのが良いところ。
後から現金でも注文できます。
しかし、担当者はアイヌネギ以外は追加しませんでした。
これが総本山の味ですから。

担当者はしみじみ思いました。「やっぱり総本山は凄い!」
何度か来ているけど、それだけなんですよ。
武骨にただひたすらに味と感動を与える。
それが「吉村家」が「吉村家」である由縁なのかも知れません。