ベビースターランド

2018年08月18日

皆さんは「ベビースターラーメン」はご存知でしょうか?
実は横浜には出来たてが食べられる「ベビースターランド」がございます。

ベビースターランド

今のキャラクターは、なんと横浜出身の出川哲郎。
ベビースター

ベビースターはなんとチキンラーメンより先行してインスタントラーメンとして発売されました。
ふるさとはうどんの名所でもある伊勢。しかし販売不振が続きます。
そのうちに従業員が残ったラーメンのくずを拾い集めて持ち帰るようになり
これを商品化しました。チキンラーメンも初期は細かくなったものを酒のつまみにしていましたが。
ベビースターは完全におやつにシフトしました。昔はお湯をかけて食べるベビースターもありましたが
現在はそのまま食べるのを「ベビースター」、お湯をかけて食べるのを「ブタメン」と分けて商品展開しています。
横浜にはほかにカップヌードルミュージアムがありますが、どちらも作る工程はほぼ同じです。
まず製麺機で麺を作り、麺を蒸します。蒸す事で麺をふっくらさせます。
その後に麺に味を付けてじっくり油で揚げるのです。
そして十分に乾燥させた後に包装するのですが、カップラーメンの場合は、カップに麺を入れるのではなく、
逆に麺の上からカップをかぶせてそれを返し、調味料や具を入れてふたをして出荷します。
基本的な工程は以上なのですが、麺の太さ、大きさ、味付、油の温度や揚げる時間によって
食感や味が大きく異なります。ここが各社の腕の見せ所です。
ちなみに味付けは蒸した麺を各社独自の味付液に浸すわけですが、
その味付液の詳細は各社の秘伝となっています。

店で食べるラーメンは、揚げる事はもちろん蒸す事は博多ラーメンのごく一部でしか行われていません。ただし日本そばで「せいろうそば」と呼ばれる高級店で出されるような一流のそばは、ゆでた後に蒸す事はよく行われます。そばは硬いので、ゆでるだけではまだ固い事も多いからです。ざるに乗って出されるのはその名残です。

「楊喜家」では麺の固め、柔らか目を取りそろえて皆様のお越しをお待ちしております!