終戦の日とインスタントラーメン

2018年08月15日

今日は終戦の日です。

終戦から生まれたもの、それはインスタントラーメンです。
横浜にもカップヌードルミュージアムがありますが
世界一の人気商品は、「サッポロ一番」です。

まだ日本が貧しかった頃、麺を油で揚げて乾燥させてつくられたのが
「チキンラーメン」です。
現在でも当時と作り方は変わらず、丼の中に卵を入れてお湯を入れてふたをする事3分
ただしこの方法でおいしく作るのは難しく、担当者は鍋で煮ます。
この当時はスープに油を入れるのが難しく、でんぷんと油を混ぜて
麺に練りこんでいました。
1970年代からそれも変わりました。別添えで油を入れるタイプが登場。
この方式で一世を風靡したのは、あの「出前一丁」
日本より香港で人気のあるラーメンなんですよ。

日本のインスタントラーメンの一大産地は、北関東の群馬県です。
群馬県には「サッポロ一番」(サンヨー食品)と「ぺヤング」(まるか食品)がありますね。
これはもともと上州ではうどんの生産が盛んだった事があります。
西日本では徳島が名産地ですが、これが西日本で有名な「金ちゃんヌードル」につながります。

インスタントラーメンは発展を続けてきましたが、アメリカには丼がありません。
チキンラーメンは丼や鍋があることが前提に作られていました。
こうなったらカップの中にラーメンを入れてしまおう
それが全世界を席巻した「カップヌードル」なのです。
一時は軍隊やアスリートたちも食べていました。
横浜のカップヌードルミュージアムでは、チキンラーメンを作るコースと
カップヌードルを体験するコースがありますが、いずれも大人気。
カップヌードルは4種類の味から一つと4種類の具を入れる事が出来ます。
実は担当者は「サッポロ一番塩ラーメン」が大好きだったりしますが。
インスタントラーメンは鶏だしが多いですが、
横浜には家系ラーメンのカップ麺もありますよ。

カップ麺に飽きたら「楊喜家」へ!