今日は終戦の日です。
終戦から生まれたもの、それはインスタントラーメンです。
横浜にもカップヌードルミュージアムがありますが
世界一の人気商品は、「サッポロ一番」です。
まだ日本が貧しかった頃、麺を油で揚げて乾燥させてつくられたのが
「チキンラーメン」です。
現在でも当時と作り方は変わらず、丼の中に卵を入れてお湯を入れてふたをする事3分
ただしこの方法でおいしく作るのは難しく、担当者は鍋で煮ます。
この当時はスープに油を入れるのが難しく、でんぷんと油を混ぜて
麺に練りこんでいました。
1970年代からそれも変わりました。別添えで油を入れるタイプが登場。
この方式で一世を風靡したのは、あの「出前一丁」
日本より香港で人気のあるラーメンなんですよ。
日本のインスタントラーメンの一大産地は、北関東の群馬県です。
群馬県には「サッポロ一番」(サンヨー食品)と「ぺヤング」(まるか食品)がありますね。
これはもともと上州ではうどんの生産が盛んだった事があります。
西日本では徳島が名産地ですが、これが西日本で有名な「金ちゃんヌードル」につながります。
インスタントラーメンは発展を続けてきましたが、アメリカには丼がありません。
チキンラーメンは丼や鍋があることが前提に作られていました。
こうなったらカップの中にラーメンを入れてしまおう
それが全世界を席巻した「カップヌードル」なのです。
一時は軍隊やアスリートたちも食べていました。
横浜のカップヌードルミュージアムでは、チキンラーメンを作るコースと
カップヌードルを体験するコースがありますが、いずれも大人気。
カップヌードルは4種類の味から一つと4種類の具を入れる事が出来ます。
実は担当者は「サッポロ一番塩ラーメン」が大好きだったりしますが。
インスタントラーメンは鶏だしが多いですが、
横浜には家系ラーメンのカップ麺もありますよ。
カップ麺に飽きたら「楊喜家」へ!