氷屋物語

2018年08月3日

このところ暑い日が続いていますね。
今日は横浜名物のご紹介を
横浜発祥のものは、家系ラーメンから床屋まで数あれど
この時期では氷屋でしょう。
横浜には「創業135年」という古い氷屋さんもあるんですよ。
当時は天然の氷を函館やボストンなどから輸入していましたが
やがて製氷機でつくるようになりました。
この時の規格が「一本=36貫目」(135kg)
ただしそれで使うのは漁船など船や魚を扱う店など。
通常は1貫目(3.75kg)にカットします。
ダイヤアイスはそれをさらに粉砕します。
家系ラーメンではあまり氷は使いませんが、九州系などで魚がだしとなる場合は
この時期は焼いてあっても氷漬けにして入荷されます。魚は傷みやすいので。
横浜の家系ラーメンの店の中には、意外な方法で氷を使用する例があります。
家系ラーメンは中華料理同様「炎の料理」で、強力な火力で仕上げます。
しかしそれでは店に冷房が付けられません。お客さまにもご不便をおかけします。
そこで、扇風機の前に氷を置き、氷に風を当てると、なんと
冷たい風が生まれてきてひんやりとしてきます。

暑い時こそ、「楊喜家」のラーメンで元気をチャージ!