インスパイア系とは?

2018年07月26日

なんだか聞きなれないラーメンの名前が出てまいりました。

野郎ラーメン

調べてみたら「二郎インスパイア系」という系統で、最近勢力を増しているそうですね。
「ラーメン二郎」も直系(のれんわけ)がありますが、「インスパイア系」というのは
主として「直系ではないけれど、その味に惚れ込んでまねしてしまった」
ようなものですか。

「家系」にも直系とインスパイア系があります。
「楊喜家」は「寿々㐂家」から独立した人の監修を受けていますが、
「寿々㐂家」さんも「本牧家」を通じて「吉村家」につながります。

一方、「家系」の「インスパイア系」は、横浜市内にも数多くありますが、
最大は「壱系」と呼ばれるグループです。
ここは吉村家さんがまだ横浜の杉田にあった頃(30年以上前)
徐々に横浜市内で家系ラーメンが広まっていましたが、
その味に惚れ込んだ人たちが模倣してラーメン店を開業する事も多くありました。
「壱系総本山」の「壱六家」さんも工夫してクリーミーなスープを開発しました。
「壱系」の中のさらに最大勢力が担当者がこのブログで紹介している「町田系」です。
この他にも「インスパイア系」には個人店も多いですが、それぞれが味にこだわり
野菜にこだわりを持ったり、ステーキを乗せる店もあります。
担当者は特にどの系統が良いとは申しません。
家系に限らず、どんなラーメンの系統も進化や努力をしている店は美味いんです。
「みんな違ってみんないい」が、担当者がたどり着いた結論ですから。