麺に塩

2018年06月8日

一般的な麺では、小麦粉に水を加える時に一緒に塩を加えます。

こうする事で更に小麦粉の伸びが良くなります。

讃岐うどんの場合は小麦粉の重量比で3%、パンなら2%程度です。

パンを作る場合は粒のまま塩を加えますが、うどんはまず水に塩を溶かしてそれを小麦粉に混ぜます。

これも気温次第で、「土三寒六」と昔から言われています。

これは夏の土用の時期は塩の三倍量の水、寒中は塩の六倍量の水でうどんを練ります。

春と秋は五倍量の水を使う店が多いですね。

中華麺だと「かんすい」を使います。

これは炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の溶液です。

実はこの「かんすい」は埼玉県が大産地なんですね。

お茶でも有名な狭山市で作られているんですよ。

狭山市のかんすい

もちろん気温に応じてかんすいを加える量と配合は異なりますが、

それは日ごとに異なるので詳しくはかけません。

ラーメンは日ごとにだしと麺を作り変えてその日その日でお客様に最高の一杯をご用意させて頂きます!

ですから日ごとに微妙に味が異なります。今日のお味はいかがでしたか?